〜 福島孝徳先生から学んだ医療の継承 〜

現在の想い

福島孝徳記念クリニック 院長の佐々木裕亮です。
我々の師である福島孝徳先生が逝去し、数ヶ月が経ちました。
福島孝徳先生がお亡くなりになっても、毎日は過ぎ去っていくもので、当院に救いの手を求め、北海道から沖縄の方まで、連日ご来院いただいております。
私にできることは、福島孝徳先生の死をただ悼むだけでなく、福島孝徳先生の想いを受け継ぎ、目の前にいる患者様、一人一人と真摯に向き合い、最適な治療を行うことであると思い、この数ヶ月診療に取り組んで参りました。

今まで、自身の想いなどを言葉にすることはありませんでしたが、福島孝徳先生から学んだこと、今後、若手の医師にも受け継いでいきたいこと、患者様にお伝えしたいこと等を、私自身が発信していく時なのではないかと思い、まずはご挨拶として、このブログを書かせて頂いております。

外来診療について

当院には、先ほども記載したように地域の患者様をはじめ県外の方々に、足を運んで頂き、日々診療させて頂いております。
外来診療では、福島孝徳先生の一番弟子として、福島孝徳先生であればどう説明するであろう、どういう治療方針を考えるだろう、と常に考えながら、患者様の診療を行っております。
福島孝徳先生がご存命の時は、自身が判断に悩む際、答えを求めることができましたが、福島孝徳先生がいなくなった現在では、さらに自分自身の中で、福島孝徳先生の一つ一つの言葉を思い出しながら、その考え方を再度深く理解し、自身の中で再構築し、目の前にいる患者様にとって何がベストなのかを考え、答えを出すようにしています。
それは、時に福島孝徳先生に答えを求めていたときよりも、より適切な診療を提供でき、患者様に満足してお帰り頂けているのではないかと感じております。福島孝徳先生から頂いた様々な言葉と、今までの経験が非常に生きているのではないかと日々実感しております。

手術について

また、手術の際も同様に、常に福島孝徳先生から教えられたことを意識しながら、行っております。
「自分の家族だと思って手術しなさい」「赤血球が見えてはダメです」など、福島孝徳先生が手術中に仰っていた言葉を思い出します。
その中でも福島孝徳先生が生前によく言われていた「現状に満足せず、常にもっとよい方法はないか、もっと上手くできる方法はないかを考えなさい」という言葉を思い出しながら、手術を行うことで、福島孝徳先生から教えて頂いたものを少しでも発展、進化できるように取り組んでいます。
“どんな病状、状況であれ、諦めずに最善をつくす”これこそが、福島イズムを継承している我々の責務だと考えています。
福島孝徳先生にいつも天国で見られていると思い、常に背筋を伸ばし、目の前の患者様一人一人に最適な医療をこれからも変わらず、提供していきたいと思っております。

最後に

福島孝徳先生との思い出写真を掲載します。
福島孝徳先生の素の表情が出ていて、とても好きな写真です。

今後ブログや、S N Sを通じて、患者様や医療従事者の方により良い情報を発信していきたいと、考えております。ご覧いただけますと幸いです。

   

今後とも「脳神経外科 福島孝徳記念クリニック」をどうぞよろしくお願いいたします。

脳神経外科 福島孝徳記念クリニック
院長 佐々木 裕亮

頭痛外来
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