ご報告

昨年より療養されていた当院最高顧問である福島孝徳先生が逝去されました。

当院が開院し、約1年4ヶ月が経過致しますが、開院当初から特別診察にて患者様の診察を精力的に行って頂き、また、当院に程近い晃友脳神経外科眼科病院にて、主に日曜日を手術日として積極的にご尽力頂いておりました。寝ても覚めても365日脳神経外科医であり、80歳という年齢を感じさせないエネルギー溢れる仕事を行い、最後まで患者様のことを第一に考え、全ての時間を “脳神経外科医 福島孝徳” に捧げていらっしゃいました。
昨年渡米され、また日本に帰国し、手術室に戻れるよう全力で療養されておりましたが、願い叶わず、我々弟子としても無念で、悲しく寂しい思いでいっぱいです。

私は、脳神経外科医としてのこの11年間、福島孝徳先生と共に過ごすことができました。
私が、研修医の時に先生から頂いた1本の電話で、すぐに弟子入りが決まり、その時から私の人生が変わりました。弟子入りという言葉通り、外来業務、手術はもちろん、プライベートな時間も一緒に過ごすことができ、福島先生から頂いた言葉は、私の中の金言として残っております。福島孝徳先生の手術室での叱責の言葉は、今はもう心の中でしか聞こえませんが、その言葉を我々弟子たちが受け継いでいきたいと思います。福島孝徳先生からの教えは、財産であり、医師として脳神経外科医としての礎となっております。これからも福島孝徳先生の意思を引き継ぎ、歩みを止めることなく、脳疾患で困っている方に対して力になれるように日々精進し治療にあたって参ります。
これまで本当にありがとうございました。

脳神経外科 福島孝徳記念クリニック
院長 佐々木 裕亮

 

〜 福島孝徳先生の手術治療、診察をお待ち頂いていた患者様へ 〜

福島孝徳先生は、日本の患者様のために手術を行うべく懸命に療養されておりましたが、その願い叶わず、無言の帰国となりました。今後の治療に関しては、福島孝徳先生の弟子である我々脳神経外科医が、真摯に対応させて頂きます。当院には、福島孝徳先生に手術の技量を認められた医師が多数おりますので、今後、福島孝徳先生に代わって治療を行っていきます。また、全国にも福島孝徳先生から技量を認められた脳神経外科医はいらっしゃいますので、遠方の方はそれぞれの病院へご案内させて頂きます。ご相談頂きましたらご紹介等の対応させて頂きますので、何卒よろしくお願い申し上げます。また既に当院へ受診頂いている患者様に関しては、個別にご連絡、ご対応させて頂きますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

下記、公式HPにも当院 院長 佐々木裕亮先生について記載いただいております。ご参照くださいませ。
▶︎福島孝徳先生 公式HP
▶︎提携病院 晃友相模原病院 HP

最後に、福島孝徳先生の診察や手術をお待ち頂いていた方、福島孝徳先生も最後まで皆様のことを気にかけておられました。ずっと待っていたのに…。というお気持ちもおありかと思いますが、福島孝徳先生のご冥福をお祈り頂けますと幸いです。

脳ドックコース詳細
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