目が見にくい、視野が狭い

目が見にくい、視野が狭い

目が見にくい症状には、視力が低下した場合と視野が狭くなった場合などありますが、我々が扱う疾患としては、どちらの症状も起こり得ます。視神経に関わる領域に異常が生じて症状が出現します。眼窩内(眼球が収まっている頭蓋骨)の腫瘍、視神経を圧迫する腫瘍、後頭葉を圧排する腫瘍で、視力・視野に関わる症状が出現することはもちろん、脳梗塞、脳出血でも症状を自覚される場合もあります。

また、非常に大きな脳腫瘍のため脳の圧が異常に高くなり視力が低下することもあります。視力・視野に関する症状は、治療を急ぐ場合が多いので、症状を自覚されれば、必ずMRI検査を受けて頂くことを強くお勧めします。