脳神経外科
福島孝徳記念クリニック
診療顧問 宮﨑 紳一郎
ご挨拶
私は、福島孝徳先生からお誘いを受け、1984年4月〜1990年の間、東京大学脳神経外科で最も重要な関連病院の1つと言われた三井記念病院で、脳神経外科医として働いていました。その当時、福島孝徳先生は、三井記念病院から特命を受け、部長として赴任され大変華やかに活躍されておりました。
この時期は福島先生が極めて侵襲の少ない、独自の“鍵穴手術“を確立され、片側顔面けいれん、三叉神経痛、舌咽神経痛(“神経血管減圧術”)、脳腫瘍などの患者さんが、全国各地から来院され多忙な日々を福島先生と共に過ごしました。
そして、3人いる【福島式顕微鏡手術免許皆伝】の2人目として賞楯を頂きました。
福島先生が米国に移られてから2004年より、スタンフォード大学のアドラー教授(下記左写真中央・右写真左端)が発明、提唱する脳神経・頭蓋底・頭頚部の腫瘍に対する“定位放射線治療”に、非常に感銘を受け、この治療で、より多くの患者さんを救いたいと思い、専従することを選択し現在に至ります。 現在までの治療例は約15000例になります。
今回、脳神経外科福島孝徳記念クリニックにて貴重な診療の機会をいただき、患者さんのために少しでも役立つよう努めたいと存じます。 どうぞ宜しくお願い致します。
経歴
順天堂大学卒業
認定資格等
医学博士
脳腫瘍による三叉神経痛の臨床と病態論