開院2周年を迎えました。

2024年12月1日、『脳神経外科 福島孝徳記念クリニック』開院2周年を迎えることができました。
ご来院いただきました皆様の支えがあったからこそ、こうして2周年を迎えることができたと実感しております。
この場を借りて、日々ご来院いただいている全ての患者様に感謝申し上げます。
また、当院に関わって下さっている関係各所の皆様、当院にご尽力いただいている先生方・スタッフ達、皆さんがいなければ、当院は成り立ちません。感謝しております。
改めて、いつもありがとうございます。

今年は、開院1周年を迎えた矢先、当院の最高顧問である福島孝徳先生が逝去されました。
手術の現場に戻ろうと不屈の精神で病と戦われていましたが、願い叶わず旅立たれました。
声を出すのもしんどいであろう最後の時でさえ、私にお電話をくださり、自分のことよりも患者様のことを心配し、クリニックのことを気にかけて下さったこと、今でも鮮明に覚えています。

(当院内覧会での福島孝徳先生と私)

福島孝徳先生が旅立たれた今、1番思うことは、福島孝徳先生の存在は『安心感』そのものではなかったかと思います。
福島孝徳先生にお会いになったことがない方でも、「脳の病気になったら、福島孝徳先生に診てもらおうと思ってました」というお声をよく耳にします。
実際、我々弟子たちも、手術の難しい脳腫瘍や脳動脈瘤の患者様が来られたら「福島孝徳先生に手術をお願いしよう」と思うことは度々ありました。
福島孝徳先生の名前を聞いたことのある日本中、いや、世界中の方々は、”いつか自分が脳の病気になったら福島孝徳先生に診てもらおう・治療をお願いしよう”と考えていたのではないでしょうか。
この『安心感』こそが福島孝徳先生の存在であったと思います。

しかし、福島孝徳先生がいなくなってしまった現在、その意思を受け継ぎ、さらに受け継いだことを進化させ、患者様一人ひとりに合った最良の医療を提供することが『福島孝徳記念クリニック』の役割であり、私自身の責務だと感じております。
これからも世界中、日本中の脳疾患でお困りの方の『安心』となるクリニックを目指していきたいと考えております。

また、私自身としては、年々手術件数が増加しております。
◉微小血管減圧術(顔面痙攣、三叉神経痛、舌咽神経痛):130件
◉脳腫瘍、特に良性腫瘍、聴神経鞘腫、頭蓋底腫瘍:100件
◉その他の手術も合計すると、計270件になります。(2024年1月〜12月)

昨年が186件(症例別手術件数はコチラ)でしたので、大幅な増加となりました。
特に微小血管減圧術に関しては、先日ブログでもご紹介させていただきました鍵穴手術よりもさらに進化した“極鍵穴手術”の術式を確立することができました。聴神経鞘腫の手術も従来の手術よりもさらに小さな開頭にしても安全にオペができるようになっております。

これからも福島孝徳先生の弟子であることを誇りに思い、『福島孝徳記念クリニック』3年目も頭痛やめまいから、脳腫瘍、三叉神経痛、顔面痙攣、脳動脈瘤など脳疾患の患者様へ最善の医療を提供していきたいと考えております。

脳神経外科福島孝徳記念クリニック外観

   

3年目も『脳神経外科 福島孝徳記念クリニック』をどうぞよろしくお願い致します。

脳神経外科 福島孝徳記念クリニック
院長 佐々木 裕亮

頭痛外来
脳ドッグ
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